[2] 肉食の問題点
タンパク質について
栄養の基礎知識

 成人の場合、一日に約60グラムのタンパク質を摂取していれば、タンパク質が欠乏する心配はありません。たくさん食べていれば、緑黄色野菜からもタンパク質はじゅうぶん摂れ、不足の心配をする必要はありません。タンパク質不足よりは過剰の心配をしたほうがいいでしょう。
 現在の畜産法では、商品価値を高めるために、大量の薬品、ホルモン剤、化学物質を使用しています。このことは、ガンや変性疾患になる確率、または免疫系の損傷を起こす確率を高めていることを忘れないようにしましょう。また生焼けの肉からは、ガンの発症に関与するとも言われ、狂牛病の問題もあります。
 肉食中心の私たちの文化では、ベジタリアンでもない限り肉食を完全に止めるといことは難しいのかもしれませんが、せめて良質で安全な肉を少なめに食べるということを頭においておきましょう。
[1] 高タンパク食の危険
[3] 赤肉と白肉と鳥肉
[4] 魚肉と甲殻類
[5] 卵・ミルク・乳製品
[6] 豆類
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