[3] 油の種類
脂質について
栄養の基礎知識

 脂肪には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。飽和脂肪酸というのは、温度が下がると固まり不透明になるものです。バターとかベーコンの脂肪などの、動物性脂肪が飽和脂肪です。また不飽和脂肪酸には、多くの植物油がここに含まれます。冷蔵庫の中でも透明でサラサラしているものです。不飽和脂肪は一価(単)不飽和脂肪酸と多価(多)不飽和脂肪酸に分類されます。 不飽和状態がいちばん盛んな食用油はサフラワー油で、ヒマワリ油、コーン油、大豆油、綿実油、と少しずつ飽和性を帯びてきます。一価不飽和脂肪酸は、オリーブ油とキャノラ油(なたね油)が一番強く、その後にピーナッツ油が続きます。ただ、脂肪というのはすべて脂肪酸の混合物であることを忘れないようにしてください。「飽和」「不飽和」という言葉は、主体となっている脂肪酸の状態を表しているにすぎません。明らかに飽和脂肪酸であるラードとかでも、かなりの不飽和脂肪酸を含んでいますし、また一価不飽和脂肪酸のオリーブ油にも14%もの飽和脂肪が含まれています。
それぞれの油の説明
[a] 乳脂肪
[b] チキン、ビーフの脂肪、ラード
[c] マーガリン
[d] ショートニング
[e] ココアバター
[f] ヤシ油、ヤシ仁油、ココナッツ油
[g] キャノラ油(なたね油)
[h] オリーブ油
[i] アボガド油
[j] ピーナッツ油
[k] 綿実油
[l] 大豆油
[m] ナッツ油(クルミ、ヘイゼルナッツ)
[n] ヒマワリ油、コーン油(とうもろこし油)、ゴマ油
[o] サフラワー油
[1] 高脂肪食の危険性
[2] 酸化した脂肪
[4] 脂肪摂取量を減らす
[5] オメガ3
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